『いいことをする』18世紀のフランスでは当てはまりません
『徳を積む』ということについて、思ったことがありました。
よく徳を積むと返ってくるとか、巡り巡って必ず自分にいいことが起こるよ〜と言いますよね。
個人的な意見では、それは『エネルギー上の話』だと思うのです。
つまり、おじいちゃんに席を譲るというのは、形としてはいいことです。間違いなく。ただ、そのいいことをした時のエネルギー、
言い換えると『感情』がどうかというのがポイントではないかと。
今の例でいうと、同じおじいちゃんに席を譲るという行為をしたとして、以下のように譲った時のエネルギーが違うとどうでしょうか?↓↓↓
・いいことをしたことで、心がほわんとあったかくなる。ハッピー♡
・いいことを形の上ではしたが、心の中では『ちッ…自分が座りたかったのにこいつが来たせいで譲る羽目になったじゃねえかよ…💢(イライラ)』と思っている。
全然違いますよね?
形の上では、誰が見てもおじいちゃんに席を譲ったのですから、いいことをしているでしょう。
が、エネルギーでみるとこれらはまるで逆なのです。
引き寄せの法則で提唱されていることで超基本なことは、自分が出している波動(エネルギー、感情)と同じ周波数のものが引き寄せられてくる
ということです。
つまり、ハッピーな感情を出すとハッピーなことが、
イライラ💢な感情だすとイライラ💢させられることが、
それぞれ引き寄せられてくるのです。
この理論でいうと、自分がすべきなのは正確にいうと(世間的にはいいとされている)徳を形の上で積むのではなく、
自分がポジティブな感情を出せること、ということになりますね。
…なんで私がこんなことを書いているのかというと、大好きな歴史の本を読んでいる時に気づいたことがあったからです。
今現在の日本では、あいさつを笑顔でするというのはいいことにあたりますよね。
これに反論する人はいないはずです。
ですが、この前18世紀のフランス(マリーアントワネットの時代)の本を読んでいて、とても驚きました。
当時のヴェルサイユ宮殿では、身分が低い人が高い人に声をかけるのは相当に失礼なことだとされていたそうなのです。
今現在の日本では徳とされていることが、
時代が違えば逆に失礼なこととなる…
ということは、徳を積むとか人に親切にしましょうとかいうのは、形の上でそうすればいいということではなく
それをした時のエネルギーのことを言っているのではないか?というかそうじゃないとこの論理が時代と場所が違えば成り立たなくなるし…と思ったのです。
人に親切にしましょうなんて、随分昔から幾多もの人々に言われてきてますからね。
本当に本からは学ぶことがたくさんある。笑